翔:しかしなんだな、オイ、この人の多さは..。ったく夜の12時近くだってのに、ガキがピンピンしてやがるぜ...。
オヤ美:ほんと、親子連れならまだしも、子供だけで来ているグループもたくさん。日本だったら補導されてるかも...。あら、兄ちゃん、泣いてるの?
おやぢ:いや、ワシの小さい頃の闇市を思い出してな...。日本にないものがこの台湾にはあるのかもしれん。みんなで夜通し美味しい物を食べ、楽しいゲームに興じ...。ひょっとしたら、我々日本人がかつてのぬくもりを取り戻すためのヒントが、ここにあるのかもしれんな...。
翔:チッ! なにすかしてんだか...。
オヤ美:あらお兄ちゃん、日本人だったの?私てっきり宇宙人かと思ってた〜。
おやぢ:くっそ〜っ!!いい終わり方じゃったのに〜!!フン!それならお前も宇宙人じゃぞ!?
一同:アハハハハハ...。
...と、夜は更けゆく....。2日目は、非情城市の町並をゆく旅です。請うご期待!
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