オヤ美:あ!兄ちゃんあそこに本屋があるよ!「教保文庫<キョボムンゴ>」だって。
おやぢ:うむ、なんだか日本に青山ブックセンター見たいな感じじゃな。おお、これは「ドラえもん」ではないか!他にも、日本でみたようなマンガがいっぱいあるのう。
オヤ美:参考書もいっぱい売ってるよ。韓国って日本以上の学歴社会なの、知ってた?
おやぢ:らしいの。韓国の男性には兵役(注6)もあるから大変じゃな。ま、そんな事より妹よ、腹ごしらえにいかんかの。
オヤ美:ホント食べることばっかりね。それでいて芸もないし、まるでオバQみたい..。あ、あそこの冷麺屋さん、おいしそう。行ってみますか!
おやぢ:街角には韓国を代表するような食べ物屋さんがたくさんあふれておるな。焼肉、海産物、チヂミ...日本で食べるみたいに高くなく、気軽に食べられるのがポイントじゃ。さてと、この冷麺を食べるとするかな..。うむ、うまい!うまいが...辛い!そこのアガッシ(お嬢さん)!水をたのむソナ〜!!
オヤ美:ちゃんと写真見て注文しないからよ。冷麺は、どこの店でも辛いのと、辛くないの両方あるから安心ね。
おやぢ:気づかぬうちに、もう夜もふけてきたな。さてと、そろそろ宿に戻るかの...。おい、オヤ美、どこをみておる!?
オヤ美:兄ちゃん、見て!ヨ...ヨン様よ!ヨン様!!ワタシに向かって微笑んでる!!
おやぢ:おお、ほんとじゃ。じゃがしかし、この人はなんでいつもニヤニヤしとるんじゃろうな?
オヤ美:なんとかして、看板ごと日本につれて帰れないかな..。 そんな訳で一日目を終えたおやぢとオヤ美。明日はソウル名物の南大門、東大門市場へと..果たして何が!?